2016年10月15日土曜日

忘れられ、諦めかけたころ静かに花開く人生もある

奇跡ってあるんですね。

この花は、グラジオラス。本来なら、もっと大きい花なのですが、これは、わたしが自分の畑(コミュニティーガーデン)で育てたものなので、何かが足りないんでしょう、小ぶりです。

写真に枯れた姿がありますが、今、開いている花の前に、可憐な花が5つ咲きました。どれも、気品があり、毎日見惚れていましたが、時間とともに、枯れて、萎んで、クシャクシャになりました。花や動物や虫やあらゆる生き物は、彼等の思うようにしかならないため、一つ開かない蕾があるが、もうダメだなー、と思っていると、あらまー、諦めかけた頃、ひっそりと花開いたのです。奇跡だ!

そしてこの花、先に咲いた先輩群と色が全然違う!穏やかで、上品な、ピンク色とオレンジ色と赤色をまぜまぜしたような色。先に開いた花たちは、真ん中が白っぽく、その周りが薄い紫で、そのまた周りに濃い紫色の縁取りがあった。


数年前の夏の終わり、畑から取ってきたビーツの葉に青虫がひっついていた。すでに夜の気温が低すぎて、畑に戻してもすぐ死ぬだろうから、ヨーグルトの容器に、ビーツの葉っぱと虫を入れ様子を見ていたら、2~3日は、元気にバクバク食べ、成長し、将来有望だったが、畑のビーツの葉がなくなって、お店のをあげたら食べなくなって、死んだ。

写真があった。

それから数年後、お店で買ったカリフラワーにこれまた青虫発見。同じように、ヨーグルト容器の住処と、虫がついてきたカリフラワーの葉っぱをエサに与えると、毎日、機嫌よく食べ、大量の糞をし、成長して、さっさと容器の上の方に蚕を作り、ある日、小さい蛾になってた。

花も、虫も、自分が出来る事をし、出来ないことはきれいさっぱり忘れ、輝いて生きている。人間もそうしよう。

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