2016年12月15日木曜日

人生から落っこちたら助けを見いだす力を絞り出す!

日本の貧困者数は、6人に1人で、貧困者の定義は、所得が122万円以下の人らしい。


人間が人間として暮らすのに必要不可欠なものが、住居、食糧、水、電気、衣服、教育。そして、これらを手に入れるには金がいる。無料のモノは1つもない。

生きてると病気もするし、怪我もする。人間関係によって、思わぬ立場に立たされることもある。自己責任の名の元で全てを消化するのが不可能な場合もあるだろう。そう言う場合、どうするか。親族に頼る?友人、知人に頼る?行政に頼る?

そうだな、行政だ。何故なら、国は、憲法25条で、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する、と謳っている。最低限度の生活と、文化的な生活とはかなり不協和音な感があるが、法律でそう定められているのだから、もーどうしようもなくなったら、助けは行政に求めればいいのだ。

そして、国は、困っている国民に上記の必要不可欠なものプラス文化的な生活を送れる経済的支援をする。文化的な生活とは、書籍を購入したり、映画や芝居を見たり、動物園へ行ったり、旅行へ出かけたり、と精神が豊かになるアクティビティーを実行出来る生活。

生活保護は、何らかの理由により労働が不可能となり、経済的に自立できなくなる時の最後の砦。それが必要になったら、「決まりが悪い」とか「恥ずかしい」とか言う思考回路は遮断し、助けを借り、先へ進もう。そのような助けが必要なく、経済的自立が出来ている者は「私/俺の血税で楽しやがって」じゃなくて、「自分の税金が最良活用されているな」と思うといい。そして、何より、この制度が上手く循環するよう、全国の福祉事務職員の質を信じてやまない。

生きながらにして死んでいるような生活はキツイはすだ。



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